BASIC POLICYお客さま本位の業務運営に関する取組方針について

2025年7月1日(改定)

あおぞら証券株式会社(以下、「当社」)は、「多様な資産運用ニーズに高いクオリティで応える」ことを掲げて、あおぞら銀行グループにおける証券分野のビジネスプラットフォームとしての役割を担っております。当社および当社の役職員は、あおぞら銀行グル―プの一員として、お客さまの最善の利益を追求し、誠実かつ公正に業務を遂行することで、社会・経済の持続的な成長・発展に貢献すべく、当社の「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」を以下の通り策定しております。
なお、当社は2026年4月1日付であおぞら投信株式会社との合併を予定しており、資産運用業と証券業が統合した製販一体の強みを生かし、お客さまへ付加価値の高い商品提供を進めます。

あおぞら銀行グループの「お客さま本位の業務運営に関する基本方針」の策定について

1.お客さま本位の業務運営に関する基本方針の策定と公表について

  • ・当社におけるお客さま本位の業務運営をさらに浸透・定着させると共に、その実践に向けた取り組みを強化してまいります。また、経営陣を含めたマネジメントコミッティにおいて、本取組方針に基づく活動状況に関する報告・議論を行い、その実践に向けた取り組みを強化し、その取り組み状況を毎年公表してまいります。
  • ・当社は真にお客さまの資産形成に役立つ質の高い金融商品やサービスの提供を行っていくため、お客さま本位の業務運営の実践に向けた取り組みを行っており、本取組方針についても、より良い業務運営のために、定期的に見直しを図ってまいります。

2.お客さまの最善の利益の追求のために

  • ・あおぞら銀行グループでは、大切な資産を増やしたい、次世代に守り・繋ぎたいなど、お客さまの多様なニーズにお応えすることが、お客さまの最善の利益に繋がり、あおぞら銀行グループの成長にもつながると考えております。あおぞら銀行グループの一員として、あおぞら型プラットフォームビジネスの一翼を担い、高度な金融・非金融サービス・ノウハウをお客さまの特性・ニーズに合わせて適切に提供いたします。
  • ・高度の専門性と職業倫理を保持し、お客さまに対して誠実・公正に業務を行い、お客さまの最善の利益に資するよう、あおぞら銀行グループの企業行動規範と役職員行動原則の基本方針を定めた「倫理・行動基準」を遵守します。
  • ・当社は、あおぞら銀行との金融商品仲介業務における金融商品の新規販売を終了し、個人のお客さま向けに新規の金融商品の勧誘等を行っておりません。ただし、過去に当社とお取引いただいたお客さまについては、引き続ききめ細やかなフォローを続けてまいります。
  • ・お客さまの最善の利益に資するよう、金融商品の選定・販売・管理等にかかるプロダクトガバナンス体制を構築しております。
  • ・お客さまの最善の利益追求が企業文化として定着するよう、お客さま本位の営業姿勢の浸透に努めてまいります。

3.利益相反の適切な管理体制

  • ・取引におけるお客さまとの利益相反の可能性や、商品導入にあたっての利益相反の可能性を正確に把握し、利益相反のおそれのある取引についてお客さまの利益を不当に害していないか判断・特定をし、適切に管理して利益相反の防止に努めております。
    特に、グループ会社との間で手数料等の収受がある場合には、グループ会社との取引関係を優先するようなことのないよう、十分に検証します。
  • ・当社の利益相反管理体制の概要は、「利益相反管理方針」にて公表しております。

4.お客さまにご負担いただく手数料等について

  • ・お客さまへのサービスの対価として頂戴する手数料等については、お客さまにとって重要な取引判断材料の一つとして考え、透明性の確保と、類似商品・代替商品との比較も含め、わかりやすい説明を行うよう努めてまいります。
  • ・過去に当社とお取引いただいた金融商品・サービスの手数料等については、重要情報シート、契約締結前交付書面や目論見書、報告書等によりご確認いただけます。

5.重要な情報の分かりやすい提供に向けて

  • ・すでにご提供させていただいた重要な情報においては、販売用資料や目論見書、重要情報シート等を用いて、分かりやすくご説明いたします。ご提供させていただいた「重要な情報」は主に以下の通りです。
    • ・金融商品・サービスのリスク・リターン・取引条件
    • ・販売対象として想定されるお客さまの属性
    • ・金融商品・サービスの選定理由
    • ・お客さまへのサービスの対価として頂戴する手数料等や第三者から受け取る手数料等
  • ※当社は複数の商品をパッケージ化し、販売しておりません。
    (「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則5(注2))

6.お客さまにふさわしいサービスの提供

当社では新規の金融商品の勧誘等を行っておりませんが、過去に当社とお取引いただいたお客さまについては、引き続きお客さまにふさわしいサービスの提供を行います。

<アフターフォローへの取組>

  • ・お客さまのライフステージやニーズに応じた提案を心掛け、金融商品・サービスの販売後においても、保有商品の状況や市場動向などの情報を定期的に提供する他、長期的な視点にも配慮して情報提供するなど、末永くお客さまの資産形成に貢献いたします。
  • ・投資性商品をお持ちのお客さまに対しては、市場の状況が不透明な時期には適時適切な情報提供に努めるとともに、特に市場の急激な変化等で、お客さまの保有商品に大きな影響が生じる場合等には、お客さまに正確な情報を速やかにお伝えし、市場見通し等のアドバイスを提供するなど、丁寧なアフターフォローを心掛け、お客さまの運用判断に貢献いたします。
  • ・当社では過去にお取引いただいたお客さまの最善の利益を実現するために、金融商品に関するお客さまからのご意見等を商品組成会社等に連携しております。
  • ・過去に行われた投資性商品の販売につきましては、お客さまのご意向の確認やお客さまへの説明が適切に行われていたか等モニタリングを行い、お客さまに対する説明の改善・向上に向けた営業員への指導・研修を行います。

<お客さまの声への対応>

  • ・お客さまからお寄せいただく「お客さまの声」を真摯に受け止め、ご提案した金融商品・サービスがお客さまにふさわしいものであったかを振り返り、業務の改善に生かすことで、お客さま本位の業務運営の一層の向上に努めてまいります。

<ご高齢のお客さまへの対応>

  • ・ご高齢のお客さまに金融商品・サービスをご提案するにあたっては、お客さまの理解の状況に配慮して、複数回の面談を実施するなど、より慎重に対応させていただきます。
  • ※当社は個人のお客さま向けに新規の金融商品の勧誘等を行っておりません。
    (「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則6(注1、3、4、7))
  • ※当社は、複数の商品をパッケージ化し、販売しておりません。
    (「顧客本位の業務運営に関する原則」の原則6(注2))
  • ※金融庁が公表している「顧客本位の業務運営に関する原則」の補充原則1~5について、当社は金融商品の組成に携わっていないため、実施しておりません。
    顧客本位の業務運営に関する原則(金融庁HP)

7.人材育成方針と適切な動機づけの枠組みについて

  • ・お客さま本位の業務運営に関する取組方針を役職員に周知するとともに浸透させ、お客さまの最善の利益追求を目指す風土を醸成いたします。
  • ・お客さま本位の業務運営の浸透とコンプライアンス意識の向上のため、社内コンプライアンス研修を複数回実施するほか、専門資格の取得奨励などを通して、知識・スキルアップの強化を図り、高度なスキルを持つプロフェッショナルとしての人材育成に取り組んでまいります。
  • ・当社では新規の金融商品の勧誘等を行っておりませんが、アフターフォローの実施状況や、公正な取扱いなどのお客さま本位の業務運営が適切に評価されるような体制を整備しております。
  • 公表一覧
  • PDF
  • 金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表
  • (605KB)
  • 公表一覧
  • PDF
  • 2025年7月1日
    「お客さま本位の業務運営に関する取組状況」(2025年3月末現在)の公表について
  • (2.12MB)
  • 公表一覧
  • PDF
  • 2024年11月29日
    「お客さま本位の業務運営に関する取組状況」 (2024年9月末現在)の公表について
  • (2.04MB)
  • 公表一覧
  • PDF
  • 2024年5月31日
    「お客さま本位の業務運営に関する取組状況」 (2024年3月末現在)の公表について
  • (2MB)
  • 公表一覧
  • PDF
  • 2023年11月30日
    「お客さま本位の業務運営に関する取組状況」 (2023年9月末現在)の公表について
  • (794KB)